なにも知らずに漁業者の方々に迷惑をかけているかも?
海はみんなが利用できるからこそ、マナ-やル-ルが必要
函館沿岸でよく見る漁法を紹介します
函館沿岸では一番よくみる漁法です、両端に目印の浮標が付いてますが、素人目にはどう繋がっているかはわかりません。またボンデンの代用でペットボトルが付いていることもあります、付近でアンカリングすると漁具を切断したり仕掛けを絡ませてしまいます。
以前に漁師さんから話を聞いた時には、300mで黄色信号、100mでは完全に赤信号の意識と言ってました、この辺の距離感も車の世界とは大違いです。
沿岸には定置網が設置されています。法令でも300m以内の漁労は禁止されていますが迷い込んだらでられません、不意に接近しないようちゅういしましょう。
知内方面でよく見られる漁法です。潮にタルやボンデンを10~20個流して遠くから漁師さんが見ています、潮下にアンカリングしては漁師さんも仕事になりません。
ゆっくり走っている漁船は曳釣りをしているのかも?サクラマスやヒラメ、戸井方面ではブリも曳釣りの漁師さんがいっぱいです。そばで仕掛けを入れて絡んでしまったり、後方を横断して漁具を切断してしまったら大変です。
トロ-リングは曳釣りに各当し、漁業者以外が行うことは禁止されています。
楽しみにしていた釣行もトラブルがあると台無しになってしまいます。
残念なことに漁師さんはボートにあまり良いイメ-ジをもっていません。こちらは遊びでも漁師さんにとっては生活の糧ですから当然のことではないかとおもいます。 皆さんにとっても楽しい海であり続けるため、操業の邪魔になるような事はもちろん、遊びを超えた釣りをしないのがスマ-トで格好良いマリンレジャ-ではないかと思います
つぎの世代の子供たちのためにもル-ルはもちろん、モラルをもって大人の遊びを心がけましょう。
戸井町沿岸のたこイサリ漁
底網浮標一例
底網浮標一例
「海はみんなが利用できる公共水面」というと、「海は誰が使おうと自由だ」という論理の飛躍がおきることがしばしばです。でも海をみんなが勝手に使いだしたらどうなるでしょうか?海の利用についてのトラブルもしょっちゅう起きるでしょうし、魚は乱獲され、海遊び、ましてやボ-ト遊びなどはつまらないものとなってしまうことでしょう。
子供や孫の時代までも、楽しい海であってほしい為の紳士的な行動としてルールはもちろんですが、モラルをもったスマ-トなマリンライフをこころがけましょう。